2006年05月06日

博士の愛した数式 小川 洋子

博士の愛した数ョ.jpg

ずーっと気になっていたのですが、友達が貸してくれるというので、会うまで我慢していました。
先週末に会ったので、ようやくゲット。
映画にもなっている話題作ですが、本当によかったと思える話題作は久しぶりかもしれません。

今まで色んな本を読んだ中で、人にお勧めできるお気に入りというのがいくつかありますが、これもその中の一冊に入るのは間違いなし。
これはもう、是非読んでください。
読み終わって、映画見たい!!と思って上映している映画館を探したのですが、ちょっと時期が遅すぎました。
行ける範囲内にはないなぁ。
なぜ京都大阪がなくて、兵庫和歌山にあるんだ・・・。

ストーリー全般を見れば、ある病人と世話をする女性、その子供といった至極ありがちな設定です。
強いて言うなら、数字についての話を上手く絡めてあるのが目新しい程度なんですが。
映画の広告でも有名な言葉ですが、『ぼくの記憶は80分しかもたない』。
こういう表現を本当に上手に描く作家さんです。

平凡な幸せがとても優しく描かれていて、だからこそのせつなさがひしひしと伝わってきました。
実は最初っからずっと涙目で読んでいたくらい。
映画見てもひたすら泣いてしまうんだろうな。
数字の扱いについても、作者が数学者で数字をこよなく愛しているのではないかと思うほどに、思い入れがあります。
これを文系の人が書くんだからすごい。

久しぶりに手放しで絶賛したくなるような本でした。
posted by kylin at 23:54| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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博士の愛した数式
Excerpt: 博士の愛した数式
Weblog: DVDの紹介ページ
Tracked: 2006-05-10 11:09
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